おやすみ。ちぇりーさん。

いつも無限のみんながお世話になっている
SHOP[INT]の女将 ちぇりーさん。
そのちぇりーさんがしばしこの地を離れることとなった。
その送別会とも言える、最後の“うっかりバー”が
Ｔマジンシア北広場で盛大に催された。


「一人一人挨拶回りする、ちぇりーさん。」


「最後の“うっかりバー”に酔いしれる無限民。」


「ちぇりーさんを慕う人達が沢山訪れた。」


「みんな思い思いに歓談し・・・」


「思い出話を肴に酒を酌み交わす。」

そんな楽しい一時も、やがて時間がやってくる。
宴の終わり、そして、ちぇりーさんの最後の挨拶の刻。









集まったみんなに・・・
感謝の言葉・別れの言葉・再会の言葉を掛ける。

そして、最後の言葉。


それは何気ない言葉だった。




「おやすみなさい。」



そしてちぇりーさんは青いゲートの向こうへと消えていった。



みんな、しばらくゲートが消えた跡を
名残惜しそうに見つめる。
そして、今宵の宴は幕を閉じた。


おやすみ。ちぇりーさん。

また、いつか、どこかで。